育毛剤の効果や成分・選び方など知っておきたい基礎知識

育毛剤の効果や成分・選び方など知っておきたい基礎知識

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2018.11.24

 
 
 
 

 
 
 
 

今、世の中には数え切れないほどの育毛剤が出回っています。当然、それだけの需要があるからに外なりませんが、果たして本当に育毛剤で髪が生えてくるのでしょうか。正直に言って、この質問に対してはっきり答えることはかなり難しくなります。すでに、発毛のメカニズムや脱毛の原因については解明されていますが、髪を生やすための手段については、性別や年齢、あるいは生活習慣や遺伝的要素など多くの要因が複雑に絡み合って、とても一筋縄では解決できません。

 
 

一般的な育毛剤は、血行を良くする成分や頭皮を洗浄して髪が生えやすい環境を整える成分などが主体となっています。これは、畑に種を撒いて植物を育てようとするときに、先ずは栄養分や水分が充分に浸透するように基礎となる土地の手入れを行うことと同じです。しかし、畑に撒くはずの種そのものが古かったり、質が悪いものであれば植物は成長しません。つまり、土地はいくらでも改良できますが、肝心の種のクオリティを上げる手立てが無いということが、育毛剤のウィークポイントになっています。また、どれだけ一所懸命に土地を耕しても、種を撒いた後に雨がまったく降らなかったり、反対に長い間雨が続いてまったく太陽の恩恵を受けることができなかった場合にも植物は枯れてしまいます。

 
 

育毛剤には、髪に直接塗布するものやサプリメントなど内服用のものまで多くの種類がありますが、総じて育毛剤の役目はあくまでも補助的なものであるということができます。シャンプーなどで常に頭皮を清潔に保ち、決められた方法に従って育毛剤を使用し、さらに、お酒の飲みすぎや偏った食生活を避け、仕事などのストレスを無くすことで、抜け毛を少なくし発毛を促すというスタイルが正しい育毛剤の使い方になります。また、医薬品系の育毛剤には、その効果を高めるために、副作用を心配しなければならないような強い成分が含まれていることがあります。先ず、自分の体質や育毛剤の成分を良く理解することが大切になります。

 
 

 
 
 
 
 
 

育毛剤とはどんなもの

 
 

よく、発毛剤と育毛剤はどのように違うのかという質問を受けることがあります。発毛剤という名称を使っているものは、医薬品に分類される成分が含まれているため、薬剤師の立会いや医師の処方箋が必要になることがあります。それに対して育毛剤は、脱毛の予防や頭皮環境の改善のための成分が主体となっていて、一般のドラッグストアやスーパーなどで購入することができます。

 
 

現在発売されている育毛剤はかなりの数に上っていて、外用や内服用、あるいは直接頭部に塗布するタイプやシャンプー式のものまで、極めて幅広くなっています。人間の髪の毛は発毛周期と呼ばれるヘアサイクルによって発毛と脱毛を繰り返しています。抜け毛が多くなったり、髪の毛が細くなるような症状は、このサイクルに狂いが生じることにより起こることが研究の末に解明されています。また、ヘアサイクルのバランスが崩れる原因は様々で、日頃のシャンプーを怠るといった直接的なことだけではなく、ストレスや乱れた食生活なども大きな影響を与えることが分っています。

 
 

従って、育毛剤をどのように使うかについては、現在の自分の毛髪状態を詳しく把握することから始まります。育毛剤の役目は発毛周期の動きを正常に戻すことにあるといえます。逆に言うと、自分のヘアサイクルが停滞している原因を徹底的に突き止めて、最も効果がある育毛剤を選ぶことが大切になります。生活習慣を改めて育毛剤を正しく使えば、貴方もよい結果を得ることができます。

 
 

育毛剤の使い方を学ぼう

 
 

なかなか育毛剤の効果が上がらないと嘆いている人の中に、間違った育毛剤の使い方をしている人を見かけることがあります。特に育毛剤を使うタイミングには注意が必要です。頭皮の状態は、季節や時間帯あるいは自身の体調などによって常に変化をしています。例えば頭に直接塗布するタイプの育毛剤であれば、どのような状態で使用するかが大切になります。

 
 

きちんとシャンプーを行い、頭皮を清潔にしてから育毛剤を使うことは大切なことですが、もうひとつ、髪の毛の成長する時間帯に合わせて育毛剤を使うということがあります。一日のうち、髪の毛の成長する時間は午後10時から午前2時頃だといわれています。この時間帯には、睡眠を取るなど努めて体を休めることで髪の毛のサポートを行います。そのためには、やはり入浴後の睡眠前に育毛剤を使うことがベストタイミングであるといえます。育毛剤の使用方法については、まず注意書きを良く読んで、順序や使い方をしっかり把握することが必要になります。

 
 

育毛剤の有効成分が頭皮から毛母細胞まで浸透することで始めて細胞の活動が活発になるため、育毛剤の塗布後には、丁寧なブラッシングと指の腹によるマッサージを行ってください。また、忘れがちになりやすいのがシャンプー時の注意です。シャンプー剤を付ける前に、頭部を充分に濡らしお湯でしっかり髪を洗います。これにより、髪の毛についた汚れが落ちシャンプーの効果が上がります。育毛剤は決して万能ではありませんが、使い方によっては貴方の期待に応えてくれます。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

育毛剤の成分を知ろう

 
 

医薬部外品の育毛剤に含まれている成分を分類すると、トウガラシエキスやセンブリエキス、ニンジンエキスなど血行を良くするための成分、パントテニルエチルエーテルやクロレラエキスなど細胞の活性化を図り新陳代謝を促す成分、海藻エキスや加水分解酵母など頭皮の保湿効果に優れている成分、エチニルエストラジオールなど男性ホルモンの分泌を抑える成分、さらに、グリチルリチン酸カリウムやオウゴンエキスなど消炎や抗アレルギー効果が認められる成分などに分けることができます。これらはすべて薬事法に規定されている有効成分として育毛効果の根拠になるものです。

 
 

一般的な育毛剤は、これらの成分を組み合わせることにより、それぞれのオリジナル商品を作り出します。ただ、これらの有効成分がいくら含まれているからといって、誰にでも育毛効果があるとは言い切れません。では、育毛効果とはどんなことを言うのでしょうか。それは、抜け毛が少なくなることと髪の毛の質が良くなることです。ちょっと消極的に思うかもしれませんが、この現象が動きの悪くなったヘアサイクルの改善に直結し、発毛促進に繋がることにもなるのです。医薬品系の発毛剤と呼ばれるものには、唯一発毛効果が認められているミノキシジルという成分が含まれていますが、発毛効果と同時に副作用に対するリスクを考えなくてはなりません。まず、育毛剤のラベルに記されている成分表を見て、それぞれの成分がどのような効果を齎すかについて知ることが必要になります。

 
 

育毛剤の選び方について

 
 

どの育毛剤を選ぶかという質問についての答えはただひとつ、自分の症状に合ったものということになります。育毛剤の種類は多岐に渡りますが、同時に薄毛の症状もまた千差万別です。症状別の育毛剤を分類すると、男性ホルモンを抑えるもの、血行促進を目的としたもの、毛母細胞に直接働きかけるもの、毛根に栄養分を届けるものという4つのタイプになります。

 
 

薄毛の中でもっとも一般的なものはAGAと呼ばれる男性型脱毛症ですが、薄毛の原因は男性ホルモンの過剰分泌であるため、血行促進や細胞活性化を目的とした育毛剤ではなかなか効果が見られません。また、比較的低年齢層に見られる若年性の薄毛は、偏った食生活や運動不足などによる生活習慣の乱れ、あるいはストレスやヘアケア不足による頭皮環境の悪化が原因となっています。これらの症状には血行を促進し、毛細血管を拡張することで毛根まで充分に栄養分を届けるタイプの育毛剤が適しています。

 
 

また、今までとはまったく違った発想から生まれたものが、毛母細胞に直接働きかけ細胞分裂を活発にする毛母細胞刺激型の育毛剤です。抜け毛を防ぐためには、毛根の基になる毛母細胞そのものを働かせることが何より重要になるという新理論に基づいたこの種のタイプは、比較的早い効果を期待できるという大きな特徴をもっています。さらに、有効成分をいち早く毛根まで届けるために有効成分をナノ化した育毛剤も登場しました。先ずは自分の症状をしっかり認識して自分に合った育毛剤を選ぶことが大切です。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

育毛剤の価格について

 
 

育毛剤の価格も様々ですが、一概に価格が高ければ効き目が強いとは言い切れません。栄養ドリンクなどと同様に、育毛剤の価格を決めるのはあくまでも含まれている成分によります。ここでは主な育毛剤の価格を比較してみることにします。それぞれの育毛剤の分量に違いがあるため、標準価格と100ml当たりに引き直した参考価格を並べてみました。日本で唯一の発毛剤というキャッチコピーでお馴染みのリアップX5は、第1類医薬品に指定された大正製薬の医薬品系発毛剤です。

 
 

リアップX5は発毛効果が認められているミノキシジルが主成分となっているため、60mlで7400円という価格になります。100mlに換算すると12330円という高額商品です。株式会社TSコーポレーションが独自の開発商品として力を入れているブブカは、海藻類から抽出した濃厚な有効成分M‐034をナノサイズ化し直接毛乳頭に送り込むことによって、92%の人が育毛効果を実感しているというデーターを公表しています。育毛剤ブブカの価格は120mlで12600円、100ml当たりでも10500円となっています。

 
 

長い時間をかけて開発されたバイオポリリン酸を主成分とする薬用ポリピュアEXは万能型の育毛剤です。薬用ポリピュアEXの価格は、120mlで9800円、100ml当たりで8160円となっています。その他、リアルラゾンDXが150mlで13650円、100ml当たりで9100円、柑気楼が150mlで5880円、100ml当たりで3960円となっています。先ずは、それぞれの成分についてじっくり研究してみる価値はありそうです。

※価格は変更となる場合があります。公式ホームページにて最新の価格の確認をお願いします。

 
 

育毛剤の副作用について

 
 

育毛剤に含まれている有効成分ミノキシジルは、血管を拡張させ血流を良くする働きがあります。日本で発売されているリアップには、ミノキシジルが含まれているため、第1類医薬品の指定を受け、購入には薬剤師の指導が必要になります。血管拡張剤は心臓に疾患がある人や、低血圧の人にとって副作用が心配される医薬品のひとつになっています。

 
 

血管拡張剤の副作用としては、動悸やむくみ、発疹、痒み、炎症などを挙げることができます。また、医薬部外品系育毛剤の成分として使われているプロペシアでは、性欲減退や胃部の不快感などの副作用が見られたという少数事例があります。プロペシアは、AGAと呼ばれる男性型脱毛症の患者に対して男性ホルモンを抑える効果があるため、ホルモンのバランスが一時的に崩れ、これらの症状が起こったと考えられますが、確率としては極まれなケースであるといえます。

 
 

さらに、育毛剤が肌に合わなかったため、育毛剤を塗布した部分に痒みや爛れを発症したという事例もあります。このように、育毛剤の塗布により皮脂と雑菌が絡み合って起こる炎症や痒みを防ぐためには、先ず常に頭部を清潔に保つことが必要になります。また、サプリメントタイプの育毛剤については、他の錠剤との併用により胃炎などを引き起こすことがあります。注意書きをよく読んでそれぞれの成分について正しい知識を持つことを心掛けるようにしてください。一般的に育毛剤の副作用は軽度のものが多くなっていますが、育毛剤の使い方を間違えないことが何より大切になります。

 
 

育毛剤の血行促進効果について

 
 

多くの育毛剤が採り入れている血行を促進する効果のある成分とは何でしょう。最も効果が高いといわれているものは、男性型脱毛症対策としてよく使用されているのがミノキシジルです。ミノキシジルは血管を拡張することで血流を促す働きがありますが、海外の育毛剤のようにミノキシジルが10%以上も配合されている場合には、そのリスクも大きくなります。

 
 

また、医薬部外品系の育毛剤で血行促進のために使われるものは、プラセンタエキス、ニンニクエキス、センブリエキスなどがあります。髪の毛が生えてくるメカニズムの中で特に重要な部位が頭皮の毛母細胞です。人間の体を作っているすべての細胞は細胞分裂を繰り返しながらその機能を維持しています。髪の毛に関しても同様に、毛母細胞が活発に働くかどうかによって髪の毛そのものの成長度合いが決まってきます。当然のことですが、細胞分裂が正常に行われるためには栄養分と酸素の補給が必要になります。

 
 

栄養分や酸素は血液によって運ばれますが、血流が悪くなれば細胞は働くことができません。血行が悪くなる原因は様々ですが、まずは自分自身でチェックをしてみましょう。首や肩が凝る、足が浮腫む、頭部から首にかけて筋肉が硬くなるなどという症状は、血行不良を起こしていることが考えられます。さらに、日頃から定期的なマッサージや軽い運動などを通し自らのコンディションを整え、物事に対して精神的な余裕を持つことを心がけることで血行不良は改善されます。

 
 

育毛剤の細胞分裂効果について

 
 

より高い育毛効果を達成するために、近年、今までの育毛剤とは少し異なるコンセプトをもった発毛促進型の育毛剤が発売されました。どのように素晴らしい働きをする有効成分であっても、それが発毛システムの原点となる毛根部分に届かなければ、一切の効果が現れないという発想から生まれた薬用ポリピュアや育毛ミストM-1などの新製品は、育毛剤のイメージを一新しました。

 
 

薬用ポリピュアは、毛乳頭へ直接有効成分を送り込むためにアミノ酸の混合体であるポリリン酸に注目して、海藻成分を媒体とした新しいポリリン酸を開発しました。さらに、新しく開発されたポリリン酸により毛乳頭の細胞分裂の持続効果を今までの8倍にすることで、脱毛予防と発毛促進が可能になりました。また、育毛ミストM-1は、加水分解酵素エキスが生まれたばかりの繊毛に刺激を与えることから、繊毛が髪の毛を成長させる毛髪シグナルを発信する部位であることを発見しました。

 
 

さらに、酵母エキスを直接毛母細胞に届けるシステムを開発し、このことにより毛母細胞の分裂活動を活発にすることに成功しました。考え方やシステムの違いはあるものの、薬用ポリピュアおよび育毛ミストM-1に共通していることは、成分をナノサイズまで縮小し、毛穴の奥底まで浸透させるという手段です。血流を良くすることで栄養分の補給をスムーズに行うという従来の方式から、さらに踏み込んだアイデアにより、効果のスピードが速い、効果が分りやすいという大きなメリットを得ることができました。

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

 
 

育毛剤の毛穴洗浄効果について

 
 

育毛剤には様々なタイプがありますが、中にはシャンプー型と呼ばれる育毛剤があります。
シャンプー型育毛剤は、育毛効果を持ったシャンプーを正しく使うということが前提になっていますが、その目的はあくまでも常に頭皮を清潔にすることが中心になります。

 
 

毛穴洗浄型と呼ばれる育毛剤の特徴は、単に頭皮の汚れや皮脂分を洗い流すだけではなく、毛穴に詰まった汚れを吸着して除去するという画期的なものです。毛穴に詰まった汚れが原因となり髪の成長が止まってしまうという例は少なくありません。特に加齢などで髪の質が弱くなっている場合、一度毛穴が塞がれると、髪の毛が毛穴より外に出るということがなくなってしまいます。毛穴洗浄型と呼ばれる育毛剤の成分は植物由来のものが多く、汚れを吸着させることによって頭皮を痛めることはありません。

 
 

ただし、このタイプの育毛剤は男性ホルモンが原因となる男性型脱毛症や、すでに薄毛がかなり進行してしまった人などには不向きとなっています。逆に、若年性薄毛の初期の段階にある人や、乾燥肌などで比較的肌の弱い人、あるいは急に抜け毛が多くなってしまった人には適しています。どちらかというと、毛穴を含め頭皮の環境を改善すれば、発毛サイクルが機能して発毛力が蘇る人に使っていただきたい育毛剤だということができます。現在、多くの種類の育毛剤が発売されていますが、その目的や効果は使う人によって大きく異なることをよく理解して、正しい使い方をすることを心がけるようにしてください。

 
 

育毛剤の効果を高める方法について

 
 

育毛効果を高めるために気をつけることは、育毛剤を正しく使うことと、頭皮を清潔にして常に良好なコンディションを保つこと、および睡眠などでしっかり身体を休めることの3つになります。育毛剤は、含まれている成分をよく吟味して自分に合ったものを選んでください。すべての育毛剤には必ず使用方法が記載されています。また、1回につきどれくらいの分量を使うかも大事なことです。これらをしっかり守らないと効果が上がらないどころか炎症や痒みなどを発症することになります。

 
 

また、育毛剤の本質をよく理解して、ある程度の期間はひとつの育毛剤を使い続けることも大切です。頭皮環境を良くするのは何といってもシャンプーが基本になります。シャンプー前には充分に髪を濡らしマッサージを行うことや、シャンプー後には良く乾いた大き目のタオルを使って、髪全体をタオルの上から軽く押さえるようにして水分を拭き取ることなどが必要になります。

 
 

また、育毛剤を使う前にドライヤーを使うことは止めましょう。さらに、シャンプーの時期、回数、睡眠時間など日常の生活パターンを決めておくことも大切です。少なくとも夜の10時過ぎに横になって身体を休めるという習慣を付けることも髪の毛のためにはプラスになります。ストレスも髪にとっては害ですが、完全にストレスを無くすことは難しいことです。あまり考えすぎないで心に余裕を持つようにするだけでも良いので生活習慣の目安にしてください。

 
 

 
 

男性専用育毛剤について

 
 

男性ホルモンの分泌が過剰になり、前頭部や頭頂部の薄毛が目立つようになる男性型脱毛症は、文字通り男性だけに見られる症状です。人の皮脂には5アルファーリタクターゼという酵素が含まれていますが、男性ホルモンの過剰分泌により、この酵素とホルモン中のテストステロンが合体するとDHTという悪玉成分に変化してしまいます。

 
 

このDHTが多くなると発毛サイクルに乱れが生じ、新しい髪の成長が止まり抜け毛が増えてきます。男性ホルモンが多くなる理由については様々ですが、筋トレなど過度なトレーニングやイソフラボンを多く含む食品の摂り過ぎ、あるいは遺伝や加齢などが原因のひとつになっているようです。育毛剤の中でも特に多いものが、この男性ホルモン抑制型のタイプです。やはり、年齢と共に男性ホルモンの分泌が多くなることから、中年以上の方に愛用されているこのタイプの育毛剤には、医薬品系ではミノキシジルやフィナステリド、一般的なものには亜鉛やノコギリヤシなどの植物以来の成分が含まれています。

 
 

男性の薄毛は女性のそれと比べて原因や症状が多岐に渡っているため、特に思い当たる理由が見つからない若年性の薄毛など、急激に症状が進むものが多くなっています。近年、毛根に直接働きかける毛母細胞活性型の育毛剤が開発され、一定の効果を出しているようです。しかし、すべてを育毛剤だけで解決することはできません。育毛剤は発毛に至る土台を作り上げることが主な役割であることを認識し、正しい生活習慣を心掛け、食事から摂った栄養分が毛根までスムーズに届くような努力が必要です。

 
 

 
 

 
 

女性専用育毛剤について

 
 

男性と女性の脱毛原因に大きな違いがあることは、すでによく知られていることですが、近年、女性専用育毛剤の種類も増えてきました。男性型脱毛症のように男性ホルモンによる薄毛に対応する育毛剤には、男性ホルモンを抑制する成分が含まれています。当然のことながら、女性がこのタイプの育毛剤を使っても効果を期待することはできません。

 
 

女性の薄毛は出産や加齢などによって女性ホルモンのバランスが崩れること、あるいは睡眠不足やストレスなどが大きな原因になっています。さらに、自己流の染毛や過度のシャンプーなどで毛髪だけでなく、頭皮の環境が悪化することで抜け毛が多くなることもあります。そのため、女性専用育毛剤には、頭皮を保護するための保湿成分を中心に、イソフラボンなどの女性ホルモンを加えるこことでバランスを整え、脱毛を予防するといった効果を持たせています。

 
 

さらに、女性特有の鉄分の不足も髪の毛に大きな影響を与えます。貧血の状態では毛髪のケラチンの合成が上手く行われず、毛髪の成長が止まったまま抜け落ちてしまいます。
これらを改善するために女性専用の育毛剤には、保湿成分と栄養分が大量に含まれているのです。また、更年期など加齢による血行不良を心配されている女性には、血流促進効果のある育毛剤を選ぶことも必要になります。女性は男性と比べて薄毛になる確率がかなり低くなってはいますが、やはり早めのケアが何より大切になります。

 
 

医薬品タイプの育毛剤について

 
 

大正製薬のリアップに使われている主成分ミノキシジルは、プロペシアと共に男性型脱毛症の原因となる、ジヒドテストステロンという男性ホルモンの分泌をコントロールする効果が認められています。ミノキシジルは、血管拡張作用があるため主に高血圧などの治療に使われている医薬品でしたが、副作用としてホルモンバランスの乱れから患者の体毛が濃くなるという症例が報告されるようになりました。

 
 

この作用に注目してロゲインという育毛剤を開発したのが現在のファイザー製薬でした。リアップは、1999年ミノキシジルを成分として発毛効果を謳った日本発の発毛剤でしたが、発売当時のミノキシジルの含有量は僅か1%というものでした。現在のリアップX5は、含有率を5%まで引き上げてさらに高い効果をアピールしています。一方、もうひとつの有効成分であるプロペシアは、クリニックなどで行われている薄毛治療に使われ、育毛剤としての一般販売はありません。

 
 

ミノキシジルは薬事法の第1類医薬品に指定されているように、副作用に対するリスクが伴います。循環器系における副作用や、皮膚に関する副作用などが報告されています。ミノキシジルに育毛効果があることはすでに認められていることですが、すべての男性型脱毛症に対する治療薬ではありません。あくまでも男性ホルモンを抑制することで脱毛の進行を遅らせるものだと考えることが無難になります。

 
 

サプリメントタイプの育毛剤について

 
 

近年、サプリメントタイプの育毛剤が多くなってきました。日本国内でミノキシジルやプロペシアなどのタブレット型医薬品を服用することは不可能であるため、個人輸入などの手段を取ることになりますが、副作用を考えるととてもお薦めすることはできません。一般的な服用型の育毛剤では、植物由来の成分が多くなっていますが、塗布型の育毛剤と同様に血行促進が第1の目的となっています。

 
 

あえてサプリメントタイプの育毛剤と塗布型の育毛剤の違いを言えば、吸収率においてサプリメントタイプが上回っているということになります。体内に成分が入り、血流により身体全体に行き渡るためには、サプリ型の育毛剤が合理的だと考えることができます。また、サプリ型の育毛剤には、ノコギリヤシエキス、亜鉛、Lシステイン、ビタミンB類など、単に髪の毛のためだけではなく、身体にとってプラスになるものが多く含まれています。

 
 

安全性が高く、塗布型に比べて摂取しやすいというメリットが、これからもこのタイプの育毛剤が多くなってくる予感をさせます。ただし、育毛効果についてはやや疑問が残ります。直接頭皮に塗布するものではないために、その効果を実感するのに時間がかかることや、そのために服用を継続していく気力が萎えてしまうなどの問題点が付いて回ります。自分の毛髪の状態やライフスタイルなど、人によって毛髪のケアの方法は違ってきます。自分にもっとも合った用法を決めるために育毛剤に関する知識を高めることが大切になります。

 
 

医薬部外品の育毛剤について

 
 

現在、世の中に出回っている育毛剤のほとんどは、スーパーやドラッグストアで購入することができる医薬部外品に分類されるタイプです。血行を促進するもの、毛母細胞に直接働きかけるもの、頭皮の状態を改善するものなど様々な育毛剤がありますが、なかなか思ったような効果が上がらないという意見も少なくありません。

 
 

ホルモンをコントロールして脱毛を防ぐシステムを持った医薬品系育毛剤には、少なからず副作用の心配がありますが、その他の一般的な育毛剤は、そのような心配をすることなく安心して使うことできます。しかし、効果を実感するにはかなりの時間を要します。髪を生やす薬を発明したらノーベル賞ものだという伝聞があるほど髪の毛の悩みは世界共通なのです。髪の毛に関する悩みは、年齢、性別、遺伝や体質あるいはストレスの有無など、一人として同じ条件の人間がいないといわれるほどは複雑なものなのです。

 
 

従ってこの育毛剤を使えばたちまち昔のように髪の毛が蘇るなどということはありません。どの育毛剤を使うかということも大事なことですが、先ずはヘアサイクルの仕組みを知り、ヘアサイクルの成長期には集中的なヘアケアを行い、停滞期には体を休め成長期に向けての準備をするように自らの生活習慣をコントロールしてみてください。併せて育毛剤を効果的に使うことにより、プログラムに沿った育毛計画を作ってみてください。育毛剤だけに頼るのではなく、育毛剤の効果が最高になるような使い方をすればよい結果が得られます。

 
 

 
 
 
 
 
 

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